リフォーム会社TOP10(2019)を見ると、1414億円の積水ハウスグループが1位。上位10社のリフォーム売上合計を計算すると、8182億円です。概算ですが、上位10社の業界シェアは13%といったところでしょう。大手シェアは増加傾向にあるとはいえ、他の業界に比べて、極めて少ない割合だと言えます。
・2014年度 7,777億円
・2015年度 7,718億円
・2016年度 7,907億円
・2017年度 7,888億円
・2018年度 8,009億円
・2019年度 8,182億円
上位シェアが少ないということは、チャンスであり、そのチャンスを狙って新規参入も増え続けています。今後も乱戦多数業界であり続けることは間違いない状況です。
先日の日経朝刊に「戸建て販売・リノベーションに雑貨やアパレルが参入」という記事が目を引きました。
ファン基盤を活かした無印の団地リノベ-ションや、店舗内装ノウハウを活かしたユナイテッドアローズの個人宅リノベーション事業が取り上げられていました。「ニコアンド」も同様です。
類似コンセプトの競合動向も目配りしながら、自社の強みを活かせるポジションの見極め、定型パターンに固執せず、すぐ実践して改善するといった柔軟性のある取り組みが大切だと改めて感じます。
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