「営業はいらない」を読みました。
タイトルは衝撃的ですが、金融や医薬品業界などテクノロジーと親和性の高い業界では既にそうした現象が進みつつあることを事例を用いながらわかりやすく教えてくれる本です。
住宅業界では下記のような、近未来に向けた芽が出始めています。
<リノベーション>
リノベるが、AIのレコメンド機能を活用し、デザインや概算価格まで住まいを自動提案するオンラインサービスを2020年1月に導入。
<新築>
・ダイワハウス
Web限定の住宅商品「ライフジェニック」(複数回にわたる打合せを省き、ライフスタイルにマッチする外観・インテリアデザインを提案するサービス)を2019年11月に導入。
・住友林業
「間取りシミュレーション1000プラン」
希望条件で絞り込むと、最適な間取りを提案。
・積水ハウス
「おうちで住まいづくり」
バーチャル体験や、アンケートに答えると後日設計プランが提案されるサービス。
住宅業界において、営業スタッフが突然必要なくなるわけではありませんが、テクノロジーの進化や営業スタッフの代替となるサービスの登場により、営業スタッフが減っていく可能性があるということを前提に将来を構想していく必要があると考えています。
コロナショックにより、元々存在していた動きが加速しました。
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