専門特化がさらに進む中、価格帯別に押さえるべき重要な要素と価格訴求について述べたいと思います。
・リノベーション⇒施工品質、建築のプロとしての信頼
・LDK⇒デザイン性
・水まわり⇒パック化、価格
・リペア⇒スピード、価格
ざっくり言うとこのようになります。国の調査でも概ね、単価が下がるほど価格重視の傾向があり、単価が上がるほどそれ以外の要素が依頼先選択理由の上位になっています。
住宅業界に限らず、高単価になればなるほど、価格以外の品質が求められ、「低価格なら低品質」「高価格なら高品質」という選択をすることがあります。「価格の品質バロメーター機能」と言われるものですが、リノベーションの場合はなおさらこうした理論も押さえて、安易に価格訴求というかたちを取るのではなく、どのようにメッセージを送るか慎重に考えることが大切です。
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