断熱というテーマは、供給側の優先順位や意識は高いが、受け取り側(エンドユーザー)の意識は低く、かなり乖離があると言われてきました。エリアによっても差が激しく、難しいテーマだと考えられています(例えば北陸は高いけど、東海エリアはかなり低いという国のデータもあります)。
そんな中、ようやくここに来て、断熱リノベを展開するFC本部にエンドユーザーからの問い合わせが増えているようです。断熱リノベの事業年商2億円を超えるような加盟店事例も今後着実に増えていくと思われますので、商品力のあるこうしたFCに加盟するのも一つの選択肢かもしれません。
先日、ある大手住設メーカーから、新築向け限定だった断熱商材のリノベ版が発売されるというニュースを耳にしました。資材の高騰や、重量による配送の問題など国内断熱市場の向かい風が問題視される中、エンドユーザーの意識の高まりと各メーカーからの新商品の登場により、市場がさらに喚起されそうです。
「まだ性能向上リノベーションの波は来ていない」という識者の声が多い中、メーカーによる商品開発やFC等それぞれの強みを持つリノベーション専門店がもっと増えることで、市場が盛り上がっていくことにつながると考えています。
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