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暮らしやすい街づくりに対する取り組み

自宅にほど近い丘陵地に上郷ネオポリスという団地があります。

上郷ネオポリスがある横浜市栄区は、「老いた家 衰えぬ街(講談社現代新書)」の中で、空き家予備軍関東1位として取り上げられ、戸建に占める高齢者のみ世帯が7160世帯あるエリアです(全体の32%)。※上郷ネオポリスに限れば約50%


首都圏ではこのように、同じような時期に同じような世代が購入し、世代交代や中古流通が進まないエリアが多数あると問題視されています。


今回の上郷ネオポリスも1972年に分譲された郊外型戸建住宅地。既に商店は閉店し、利便性はさらに悪くなっている様子です。


そんな上郷ネオポリスの一角にできたのが、ダイワハウスが主導しローソンに併設された「野七里テラス」。立ち寄ってみると、休憩スペースが広く確保されて、ボランティアによる来訪者のサポートや映画上映会、鎌倉野菜の定期便など通常のローソンにはないサービスもありました。駐車場は存在せず、完全に団地に住む人達に寄り添った施設といった印象です。


空き家対策や地域の活性化に向けて、具体策に取り組むケースはまだまだ少ないのが現状です。そんな中、今回の取り組みは中古住宅の利活用や、実家リノベーションの訴求なども見据えた一つのかたちとして、街の利便性から整える試みが大変興味深いです。




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